歯の痛みをひどくさせてしまう生活習慣とは?

入浴や運動

歯の痛みが生じている場合は、できるだけ入浴を控えた方がよいでしょう。入浴すると血行が促進されてしまい、痛みを引き起こしている神経を勢いづいた血流が圧をかけてしまうので、痛みも激しくなってしまいます。ぬるめの湯船やシャワー、または入浴するにしても短時間で済ますようにしましょう。
また、運動も血行を促進してしまい、さらに患部に振動を与えてしまうことにもなりかねないため、激しい運動は特に控えるようにしましょう。

飲酒や喫煙

歯のズキズキした痛みから解放されようと、飲酒でごまかす方もいらっしゃいますが、これはかえって逆効果なのでやめるべきです。飲酒は前述の入浴や運動同様、血行を促進してしまうため、血流が神経に圧を加えて痛みも増してしまいます。さらに飲酒は、体の免疫力を下げてしまうため、余計に歯の痛みを感じやすくしてしまいます。
では喫煙はどうでしょうか?
喫煙は入浴や運動、飲酒とは逆に血行を悪くさせてしまいます。血行が悪くなると体の免疫力が下がってしまうため、痛みが治まらず長引いてしまいます。また、喫煙は唾液を減らし、口の中を汚してしまうので、虫歯菌が住みつきやすい環境を作ってしまうので、特に歯の痛みがあるときは喫煙も控えるようにしましょう。

歯ぎしり

歯に大きな負担を与え、すり減ってしまったり、歯の抜けを生じさせたりするのが歯ぎしりです。歯ぎしりは痛みが生じている箇所に強い圧や刺激を与えることと一緒なことなので、歯に痛みがある場合は特に注意が必要です。
日頃から就寝中に歯ぎしりがあり不安な方は、マウスピースをしたり、鼻呼吸を心がけるなどして対処しましょう。

刺激性のある飲食物を口にしてしまうこと

カレー、唐辛子、からし、わさび、コショウなど、刺激性の強い食べ物は数多くあり、最近では「激辛」と名のつく食品も市場に増えてきました。刺激性の強い食べ物はこうした辛みのあるものばかりでなく、しょっぱいものや酸っぱいものも同様です。このような食品を口にすると神経を余計に刺激してしまうので、歯の痛みも増していきます。
また、食べもの以外にも、強炭酸や熱すぎたり冷たすぎたりする飲み物なども刺激性が強く、神経に力を加えてしまうため、歯に痛みがある場合はできるだけ避けた方がよいでしょう。このような場合、殺菌効果のあるお茶はおすすめなので、常温やぬるめの状態で飲むようにするとよいでしょう。

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