歯ぎしりの原因
歯ぎしりは、上下の歯をこすり合わせて音を立てる行為です。基本的に自覚がなく、寝ている間に歯ぎしりをしています。歯ぎしりの原因は、ストレスだといわれています。人は、ストレスを受けると無意識のうちに発散させようとします。その行為の1つとして、歯ぎしりが起きているのです。
歯をこすり合わせて力を入れることでストレスが和らげられるとしても、上下の歯が削れてしまい、エナメル質が剥がれて知覚過敏になったり、虫歯が悪化したりする恐れがあります。あまりにもひどいケースでは、歯が割れてしまうため、放置しないことが大切です。
歯ぎしりの治療法
歯科医院での歯ぎしりの治療法は、マウスピースによって歯への負担を軽減させることです。マウスピースを装着した状態で就寝すれば、歯ぎしりをしても上下の歯がこすり合わないません。歯ぎしり対策としてマウスピースが販売されていますが、歯科医院で自分の口の中に合ったものを作ってもらうことが大切です。合わないマウスピースをつけると、かえってストレスが強くなり、歯ぎしりが悪化する可能性があります。
また、口の中の状態は変化するため、定期的に受診してマウスピースを調整することが重要です。
歯ぎしりの対処法
歯ぎしりの原因であるストレスを解消させることが大切です。ストレスを解消させられない限りは、マウスピースは手放せなくなるでしょう。ストレスの解消法は人それぞれですが、良質な睡眠をとったり、適度に運動したりすることをおすすめします。自由時間が少なくても、良質な睡眠を習慣づけることで、ストレスを軽減できます。また、適度な運動には、血流を促して身体の機能をサポートする働きもあるのです。
南浦和の歯科医院と言えばかまたデンタルオフィスが有名です
パートナーに歯ぎしりを指摘された場合
パートナーに歯ぎしりを指摘されたら、できるだけ早く受診しましょう。歯ぎしりは、自分で気づくことが難しく、歯にトラブルが起きてから気づくケースもあります。歯ぎしりがひどい、うるさくて眠れないと言われた場合は、かなりひどい歯ぎしりだと考えられるでしょう。マウスピースを装着することで歯ぎしりが改善し、パートナーにも指摘されなくなるはずです。
スポーツで力むシーンでは、歯を食いしばります。歯ぎしりによって歯にトラブルが起こると、十分に食いしばることができず、力を発揮できません。普段から歯ぎしりには注意しておき、気づき次第早めに歯科医院を受診しましょう。