冷たいものが身体に悪い理由

身体全体の血行不良をひきおこす

冷たい食べものや冷たい飲みものを常食している方はいませんでしょうか?現在は一年中冷たい飲みものやアイスクリームなどの冷たい食べものを手に入れることができるため、冬でも暖房がきいた家の中でアイスクリームを食べたりキンキンに冷えたビールを飲んだりする人が少なくありません。しかし、日常的に冷たい食べものや飲みものを摂取し続けるのは身体全体の血行不良をひきおこすおそれがあります。
血液は人間の命を動かす、いわば「ガソリン」の役目を担っています。血液は人間が生きるために必要不可欠な酸素を運ぶ役割をはじめとして、体内で発生する二酸化炭素やアンモニア、尿素といった代謝された老廃物を腎臓や肺に運んで排出する機能をもっているのです。このため、冷たい食べものや飲みものを日常的に食べ続けていると身体の冷えから血行不良をおこしやすくなり、さまざまな体調不良が各種の症状となって現れます。

内臓を冷やしてしまい体調不良になる

冷たい食べものや飲みものを常食すると胃や十二指腸、食道や腸、腎臓や肝臓などの内臓が冷えてしまいます。内臓が冷えると臓器の血行不良が起こり、結果として身体全体の不調につながります。内臓は人間が生きるためのさまざまな役割を担っており、これらの臓器の機能が低下すると必然的に体調が崩れてくるのです。
内臓は冷たい食べものや飲みもので調子がおかしくなることもあれば、薄着が原因で内臓を冷やしてしまい、下痢や風邪などにつながってしまうこともあります。特に気温が上がる春から夏にかけては冷たい食べものや飲みものが恋しくなる季節ですが、暑いからと言って冷たいアイスクリームや炭酸飲料、かき氷などの冷たいものばかり食べたり飲んだりしているとたちまち臓器が冷えてしまい、体調不良をひきおこしやすくなります。

冷たいものはなるべくひかえる

アイスクリームや炭酸飲料は冷えているからこそ美味しく、これらの飲食物を好きな人はたくさんいます。しかし、好きだからと言って日常的に常にこれらの冷たい食べものや飲みものを摂取するのはおすすめできません。特に身体の代謝機能が落ち始める30代以降では冷たい飲食物は即、体調不良につながることもあります。
気温が高くなる夏であっても、冷たいものはできるだけひかえてなるべく温かい食べものや飲みものを摂るようにしましょう。温度は熱くなくてもかまいません。フーフーと冷まさなければ食べられない・飲めないほどの高温のものではなくても良いので、なるべく温かい飲食物を摂取するようにしてください。

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