頑張り屋の父がデイサービスを休みたいと言い出した。

何年もデイサービスに行っていた頑張り屋の父が、突然、デイサービスをやめたいと言い出しました。今まで休んだことがなかったのに。一体何があったのでしょう。父に聞いてみました。すると、夏でマイクロバスの中が暑いからと言うのです。

昨年の夏は何事もなく行けたのにどうしたのでしょう。よく聞いてみると、その年は猛暑の上、マイクロバスが、小型に変わったのです。桐生市のデイサービスではお迎えのバスの巡回コースと、その方面の乗る人の数によって決めることですが、小型になったので、窓が顔の横にきて日が当たり、暑いというのです。シェードをつけているのですが、猛暑過ぎて役に立たず、気分が悪くなるのだそうです。他の乗車しているメンバーの体調や体の不自由な状態などの関係で、席替えもできず、職員さんとも話し合ったのですが、結局、しばらく猛暑が収まるまでデイサービスは休むことになりました。

とりあえずの最終日には、家の前でバスを降りるとき、「涼しくなったら行くからなあ~」と孫のように気にっている若い男性の職員さんに手を振っていました。老人は、思いがけない環境の変化で、体調を崩すんだなあ~と思ったできごとでした。