虫歯=痛みではない
灼熱の真夏日、そういったときにはキンキンに冷えたアイスを食べたくなるでしょう。しかしそのとき、奥歯にズキッとした痛みが……このようなタイミングで虫歯に気づいた経験がある方は珍しくないでしょう。しかし虫歯はそのときになってはじめて発生したものではありません。実は虫歯には自覚症状が無い段階が存在します。
虫歯で歯が痛くなるメカニズム
ではなぜ、そもそも虫歯になると歯が痛くなるのでしょうか。実は歯の根元には神経が通っています。虫歯菌による歯の浸食がその神経にまで至ると、ズキズキとした歯の痛みが起こるのです。食べ物はおろか飲み物までも滲みてしまうので、日常生活に支障をきたすでしょう。とはいえ歯医者が苦手な人は多く、痛みに耐えて放置してしまう人もいらっしゃいます。虫歯は早期発見・早期治療がなによりも大事です。逆を言えば、放置していても治ることはなく、どんどんと進行してしまいます。悪化すると顔が腫れたり歯肉にも炎症が起きたりします。虫歯のせいで口内が化膿して顔が腫れるのです。また、虫歯は口臭の原因にもなります。それでもなお我慢していると、やがて虫歯菌は歯の神経を蝕み、元には戻れなくなってしまうのです。
悪化すると歯を抜く事態に
虫歯が悪化しても、歯の根っこを再利用できる場合はかぶせモノを用いて治療できます。ただし神経は抜くので、痛みを感じられなくなってしまいます。もし虫歯が再発しても痛み無いので気が付きにくいです。それさえもできない場合は抜かざるを得ません。歯を抜くと歯並びに影響が及び、またかみ合わせも悪くなります。ほかの歯も抜けやすくなってしまうので、可能な限り抜かないようにしましょう。そのためには虫歯が悪化する前に歯医者へ受信することが求められます。
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