内科の診察室ではこのようなことに気をつけましょう

脱ぎ着しやすい服装で、化粧などはしないようにしましょう

内科で受診する際は、身につけた衣服や下着を脱いだり着たりする場合も多くあります。上半身の服装が例えば後ろ開きボタンやチャックといった場合、時間がかかってしまい診察がスムーズに行なわれなくなってしまいます。また、女性の場合は夏以外にパンティーストッキングを着用する方も大勢いらっしゃいますが、こうしたものも着脱に時間がかかってしまうため、靴下かレッグウォーマーのようなものを身につけるようにしましょう。そしてさらに女性の場合、受診をする際でも化粧やマニキュアやペディキュアをする方もいらっしゃいますが、医者にとっては顔色を観察したり、唇や爪の色・具合を診るのも大変重要なことなので、できるだけ化粧や爪に色を付けるといったことはしないようにして受診しましょう。また、アクセサリーなどもしないようにしましょう。

秘密は作らず、不安なことや疑問も質問するようにしましょう

患者さんによっては、重病である可能性を恐れるがあまり、症状を隠して話してしまう方も少なくはありません。これでは適切な治療にはつながらないため、受診がまったくムダになってしまいます。早期にきちんと治療を受けていれば治る病気でも、医師がすべての真実を知らずに対応が遅れ、より悪化してしまうことにもなりかねません。内科の診察室に入ったら、気になる点をできるだけ詳細に、そして正直に話すようにしましょう。また、他の病院からもらった薬を使用しているときや他の治療を受けている際も、きちんと医師に伝えるようにしましょう。
一方、不安なことや疑問がある場合は医師にしっかりと質問するようにしましょう。気持ちのモヤモヤがストレスを生み、症状の悪化を引き起こすことにもなりかねないため、気になることがあれば医師に納得いくまで聞くようにしましょう。

重い病気の患者さんには付添人も必要です

病気の症状が重かったり、またお子さんや高齢者の方が診察を受ける場合は、付添いの方が医師に症状を説明するようにしましょう。ただし、付添い人が必要と言っても、複数名で来られたのでは医師も看護師も困ってしまうので、状況をわきまえて受診するようにしましょう。

医師から言われたことはしっかり守るようにしましょう

医師から言われた指示を自分の判断で変えてしまったり、症状が軽くなってきたからと言って薬を途中でやめてしまうことがないようにしましょう。なので、医師の話はしっかりと聞くようにしましょう。

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