虫歯リスクを上げる悪い生活習慣

一番大切なのは歯磨き習慣

虫歯のリスクは生活習慣により大きく左右されます。
もちろん、一番大切なのは歯磨きの習慣で、毎日堅実にブラッシングすることが虫歯予防の一番の取り組みとなります。
ベストなのは毎食後の歯磨きですが、仕事などもあればなかなか毎食後に歯磨きをするのは難しいところ。
せめて、朝食後と夕食後は歯磨きを毎日する習慣をつけておきたいですね。

もちろん、歯磨きの仕方も非常に大切です。歯医者さんが多くの患者に指導するポイントとしては、
・歯を磨く順番を決めておき、すべての歯を磨けるように
・力を入れすぎないこと
・洗面所の前で鏡を見ながら歯磨きをすること
・歯磨き粉は薬用のもので、ケチらずにたっぷりと使うこと
などがあります。
また、歯ブラシのブラッシングと並行して、歯間ブラシやデンタルフロスで歯の隙間までしっかりと歯垢を取り除くことも、よく推奨されます。

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食事の摂り方やメニューでも虫歯リスクに違い

もちろん、食事も虫歯のリスクに大きな影響を与えています。
寝る前に食事をして、寝ている間に歯垢がついたままというのは、当然よくありません。
いつも同じ側で噛むことで、歯並びが悪くなってしまったり、歯垢が特定の場所につきやすくなったりという食べ方も、虫歯のリスクになりえますね。

食事のメニューも、虫歯のリスクに影響します。
やはり、お子さんの好きなお菓子のような食べ物は、虫歯になりやすいですね。
歯にくっつきやすい、チョコレートやキャンディといった食べ物は、虫歯を招きやすいです。
基本的に当分の高い食べ物は、歯の隙間などに残り、虫歯のリスクが高い食べ物と考えたほうがいいでしょう。
おやつのあと、甘いものを食べた後はうがいで口の中をゆすぐだけでも、かなり虫歯のリスクが軽減されます。

喫煙習慣のある方も虫歯に注意

最後に、やはりたばこは歯の健康にも悪影響を及ぼしますし、虫歯との関係もゼロではありません。
ヤニが歯に付着することは、歯を汚く見せるだけでなく、ヤニに菌などが付着し、そこから虫歯や歯周病といった病気のリスクが発生してしまうことになります。
当然、家庭でたばこを吸う親がいる場合は、受動喫煙をしてしまうお子さんも虫歯のリスクが高まるということです。
たばこは嗜好品で、成人の方には個人の自由の範囲ではありますが、やはり歯のことを考えても、健康という観点からは全く良いことがありません。
たばこを吸う習慣がある方は、歯磨きにかなり気を遣う必要がありますね。