内科検診をする意味とは？
学校や会社などで定期的に内科検診が実施されます。内科検診をする目的は疾患の早期発見をすることです。自覚症状が出ない疾患はたくさんあり、そのなかには重大な病気も含まれています。そうした疾患を早く発見することができれば、早期治療を目指すことができます。
自覚していない疾患はそのまま放置される可能性があり、症状が酷くなってから自覚されるケースがあります。そうなるともう手遅れになることもあり、後悔してしまうでしょう。そうならないように定期的に内科検診を受けることは大切です。
内科検診の内容について
内科検診では医師が目で確認したり身体に触れたりすることによって、異常がないのか確認します。血圧をチェックする、問診をするといったことも基本です。たとえば、心臓の音を確認することによって、異常が発見される場合があります。息を吸ったときの音をチェックして、疾患が見つかるということもあるのです。問診では普段の生活のなかで何らかの症状が出ていないのかチェックします。ちょっとしたことから疾患が判明することもあります。
内科検診を受ける際の注意点
内科検診を受けるときには、脱ぎやすい服装をしておくことが大切です。聴診器を当てたり、実際に胸や背中に触れる必要があるからです。脱ぎにくい服装をしていると、内科検診を受けるのに手間取ってしまい迷惑をかけてしまいます。特に女性の人は注意しましょう。問診のときには、できるだけ正確な情報を記載しておくことが大切です。問診の内容を踏まえたうえで内科検診が実施されるからです。
要受診や要精密検査と診断されたときには？
内科検診を受けた結果として、要受信や要精密検査と診断されることがあります。内科検診はあくまでも簡易的なものであり、本格的な検査を受けたわけではありません。内科検診だけで確実に病気の有無を診断することはできないのです。そこで、病気の疑いのある患者に対しては、要精密検査などと診断するのです。このような診断を受けたならば、すぐに病院で専門的な検査を受けましょう。どの医療機関で検査を受ければいいのかは、内科検診を行った医師や医療機関に問い合わせてみれば教えてくれます。要受診や要精密検査になったからといって、絶対に病気になっているというわけではありません。それでも、何らかの疾患の可能性があるからこそ、そういう診断をされたのです。面倒臭がらずに必ず精密検査を受けましょう。