にんにく注射とは?
多くの内科でサービスとして用意しているものがにんにく注射です。にんにく注射といっても本物のにんにくが含まれているわけではありません。高濃度のビタミンB1が含まれていて、点滴を受けることによって、さまざまな効果を期待することができます。
にんにく注射と呼ばれるようになったのは、にんにく臭がするからです。これはビタミンB1に含まれている硫黄が原因とされています。ただし、臭いはすぐに消えるため、安心しましょう。
にんにく注射を打つメリットとは?
にんにく注射の中にはビタミンB1が含まれています。ビタミンB1は食事、あるいはサプリメントによって補うことができるのですが、不足している人が多いです。そういう人がにんにく注射を打つことによって、即効性を期待することができます。症状が強いときには、すぐに改善できる可能性があります。疲労回復や筋肉痛、神経痛、関節痛などの改善に効果的です。ほかにも、にきびや肌荒れ、口内炎の改善などの効果も期待することができます。にんにく注射によってすぐにビタミンB1が身体に取り込まれます。
にんにく注射の打ち方
基本的ににんにく注射の打ち方は点滴によります。投与時間としては、30分から40分程度かかることが多いでしょう。ただし、これでは時間がかかってしまうため都合が悪いという人がいるかもしれません。その場合には、静脈注射をするという方法があります。この場合は3分程度の短い時間でにんにく注射を打ち終えることが可能です。ただし、すべての内科で対応しているとは限らないため注意しましょう。にんにく注射を打つことができるのか、どのような投与方法に対応しているのか事前に確認するとよいです。
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にんにく注射の注意点について
にんにく注射で打つものはビタミンB1であり、ただの栄養素です。薬を投与するわけではないため、基本的に副作用は一切ありません。誰でも安全に投与できるものであり、疲れを回復させることができます。場合によっては、毎日投与することも可能です。たとえば、夏バテで食欲が出ないときなどに打ってもらうのもよいでしょう。また、内科によってはにんにく注射とは別にビタミン注射を用意しているところがあります。こちらも、疲労回復やストレスの解消などの効果を期待できます。注意点としては、にんにく注射などは保険を使うことができないため、すべて自分で支払う必要があります。ただし、料金は3千円程度となっているため、極端に高い費用がかかるわけではありません。